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SNS投稿から災害時に不足しているものを解析する「耐災害情報分析システム」

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2011年3月11日の東日本大震災直後、Twitter上では、被災した人、支援したい人、情報が欲しい人のいろいろな投稿で埋めつくされていました。

せっかく情報が集まっているにも関わらず、あまりにも多くの情報がありすぎて、どこで誰が何を必要としているのか、正確に把握し、実際の救助や支援に活かすのは難しかったのではないでしょうか。

NICT(独立行政法人情報通信研究機構)」は、災害時のSNSに投稿された被災者と支援者の情報を抽出し、それらをマッチングさせる、災害時物資支援システムの研究開発を行なっています。

「耐災害情報分析システム」と呼ばれるこのシステムは、SNSに投稿された内容を解析し、曖昧な投稿からでも、必要な物資の種類や、不足している場所を正確に抽出することができます。これによって、支援を必要とする人の声を、行政やボランティア団体等の支援する側へ伝えやすくすることができるのです。

まだ実際に支援する私達が活用できるようになるまでには至っていないようですが、実用化されれば災害時に強力なツールとなりそうですね。

 

[参考]
Response
NICT(独立行政法人情報通信研究機構)

 


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